そのような症状の原因は　へバーデン結節かもしれません。

へバーデン結節とは

指の第1関節（DIP関節）が変形してくる症状で、変形性関節症の一つです。
はっきりとした原因は分かっていませんが、指先をよく使う方はなりやすい傾向があります。
30歳を過ぎた男女に現れますが、40歳以降の女性に多く発症致します。
※女性ホルモンを原因とする説もあると言われています。

　　症状

人差し指から小指にかけて指先（第1関節）の腫れ、疼痛、変形が主に起こる症状になります。（変形が強い方は可動域の制限も見られます）
強い痛みの為、指を使った細かい作業や日常生活での箸を使う、ボタンをとめる、洗い物をするなどの生活動作にも支障を及ぼします。

　　治療

変形してしまった関節は元の姿には戻ることはありません。
当院で行う治療としては変形による関節の炎症を改善していく、消炎鎮痛治療が中心になっていきます。
低周波治療器・温熱治療器を中心に血流の改善を行います。
更に、トップアスリートやプロのスポーツ選手も使用している、超音波治療と高周波治療を組み合わせた治療器USボルテージ治療器を使用し症状の改善に努めていきます。

改善に必要な期間　通院頻度

基本的に身体の状態を改善するには3ヶ月をワンクールで考える必要があります。
特に変形が強く、炎症症状の強い場合は時間がかかるケースが多く見られます。
症状によって来院頻度や施術内容が変わりますので、その都度最適な施術を提案いたします。