鵞足炎

  • 運動やスポーツをしている
  • 足の膝から脛にかけて痛みがある
  • 運動後に症状が出ることが多い
  • 階段の上り下りが辛い
  • 足に負担のかかる運動をしている

原因・症状

鵞足炎はランニングやサッカー、バスケット、野球などに見られるスポーツ障害で、膝の内側にある腱が集中する場所に炎症が起きる症状です。急な方向転換などを行うと負荷が掛かりやすいので注意が必要です。

 

主な原因は膝の運動過多や、筋肉疲労により弾力性を失い、曲げ伸ばしのの運動を繰り返すと摩擦が生じ、炎症が波及してしまいます。

 

痛みが現れるのは、足の内側の膝から脛にかけての周囲となります。この周囲は鵞足を形成している3つの腱(縫工筋・半腱様筋・薄筋)と脛骨が繋がっている部位になります。腱の付着部を押圧すると、骨の隆起を触知できたり痛みを感じます。

施術 改善するために

運動をしている場合には、運動を中止したり安静を心掛けていただきます。消炎・鎮痛を目的とした患部への超音波、プロのスポーツ選手やオリンピック選手も使用しているUSボルテージ、鍼灸治療も併用するとより効果的です。

 

また、普段からの生活習慣や癖によって身体や骨盤が歪み、膝へ過度な負荷がかかっていきます。当院では根本的な改善を目指すために「深部整体術」という当院独自の技術を用い、骨盤の歪みや筋肉の癒着を取り除き、筋肉や関節の動きをスムーズにします。そうすることで、膝にかかる過度な負担を和らげ、炎症を抑え、痛みのでにくい身体づくりを目指していきます。

 

必要な方には普段から行っていただくストレッチや生活指導をして、早期・根本的な改善サポートをしていきます。なにかお困りのことがございましたら、当院スタッフにご相談下さい。

 

※本文は厚生労働省認可国家資格:柔道整復師 関野健太郎

鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師 大久保俊崇 が監修しています。